アーバンエックスで働く人を紹介するインタビュー。今回は開発部門の責任者として、組織作りに取り組んでいる近村さんの入社記念インタビューです。
アーバンエックスには「インフラに関わりたい」という入社理由の人もたくさんいます。どんなタイミングで「インフラ」が自分ごと化されたのか。そんな視点でもぜひご覧ください。
半導体業界からWeb業界を経て、裁量を持って働ける環境を求めてアーバンエックスへ
ー これまでのキャリアについて教えてください。
大学時代に三菱電機からデータ提供いただいて共同研究をしていた縁もあって、卒業後は三菱電機に入社し、エンジニアとして働き始めました。そこでは、半導体工場の生産システムの開発や導入・運用などを担当しました。 ルネサステクノロジ、ルネサスエレクトロニクス(三菱電機、日立製作所、NECの半導体部門統合を経て設立された企業)へと会社を転籍する等もありながら長く働いていたのですが、半導体業界の景気悪化により、業界自体を変える決断をしました。
その後は、Webサービスを主軸に提供する企業に転職し、ライフメディア(現ニフティ)でポイントサイトのシステム開発・運用、さらにギフトパッドやラクスルでは組織のマネージメントをし、アーバンエックスに入社しました。
特にギフトパッドではCTOとして、長年使用されたソーシャルギフトシステムの刷新、Pマークの維持やISMSの取得対応、特許関連も含む技術関連の全てを掌握・担当していました。また、当時は、採用にも尽力し、入社当時は業務委託含めて10名程度だったエンジニア組織を、社員・業務委託で60名程度まで拡大する時期を経験しました。
逆に、次の職場のラクスルには、SCM開発部長として15名程度の部下を持つ経験をしました。今回の転職では、小さくても裁量を持って働ける、そしてスピード感のある環境を求め、アーバンエックスへの入社を決めました。
ー エンジニアとして、どのようなキャリア観をお持ちだったのでしょうか?
これまでのキャリアの基軸は、システムの開発と運用です。今回の転職では、「人の役に立ちつつ、自分もその事業に興味を持てそうかどうか」を軸にしていました。興味を持てないと、仕事へののめり込みの度合いが下がり、良いパフォーマンスが出せないと考えているからです。また、自分で使わないサービスの運営企業やコンサルティングやSIer、SESは検討せず、事業会社での開発をする仕事にこだわりました。
エンジニアには、要求に対して如何にうまく作れるかに重きをおく「技術探求型」と、技術よりも事業貢献などの結果が全ての「結果探求型」の2タイプがいるのではないかと考えています。私自身はどちらかといえば後者のタイプだと考えていて、言われたものを作るのではなく、自分の工夫や考えを入れ込み、より良い結果に貢献できるところに喜びを感じたり、なんなら自ら企画段階から関わりたいと考えています。こんなことができそうなアーバンエックスを選びました。
高まるインフラ管理の社会ニーズ。採用面談で感じた力になれそうという感覚
ー インフラ領域へ興味を持ったきっかけは何でしたか?
実は、インフラ領域に興味があったわけではないんです。アーバンエックスを紹介してもらう前に、2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故をニュースで目にしたことが大きなきっかけです。その時に「インフラ管理は、これまでの経験を活かして社会貢献できる領域だ」と認識しました。
道路インフラにまつわる仕事は、まだまだ多くのことが人手によって実施されています。作られた道路は老朽化していくので、ニーズが消えることはなく、対応していた人手も高齢化により、担い手が減ってきているので、技術による効率化が今後必須です。また、これからやってくる自動運転を実現するためにも白線のかすれを無くす等、「インフラ管理」の重要性は増していくことでしょう。近年のAIの盛り上がりを考えると、自動運転が実現する手前の段階で大きな影響力を持つ道路インフラ領域での開発は、とても社会貢献度が高い仕事だと思い、興味を持ちました。
ー 中でも、アーバンエックスにはどんな可能性を感じられましたか?
娘の存在も大きいかもしれません。娘はまだ12歳なので、あと10年はしっかり働きたいと考えると、今後10年間に限らず仕事が続いていくであろうインフラ業界は良い選択だと確信しています。
何よりもアーバンエックスの面接では、とてもフレンドリーに接してくださったのが印象的でした。会社の課題を率直に教えてもらい、入社後にやってほしいことを明確に話してくれました。その他、会社の展望も包み隠さず資料を用いて説明してくれて、自分も力になれそうだと確証が持てたことが入社を決めた大きな要因です。
そういえば、アーバンエックスの面接を受けてから、道路の亀裂や陥没などが気になるようになってしまいました。労働人口不足で点検がままならない状況であることが理解できましたし、AI技術を使って解決するというアプローチの有効性を改めて強く感じます。
チーム体制への移行で実現する、品質向上と責任の分散
ー 入社してからまだ短い期間ですが、これまで取り組まれたことはありますか?
入社してからは、資料やコードの確認、会議への出席、メンバーとの1on1を通じてキャッチアップに努めました。また、運用面でおきたトラブル対応もしています。トラブルは起きないことが一番ですが、そんな対応こそが深い理解につながると考えています。
これからのミッションは、開発組織を再立ち上げすることです。
ー 現在の開発組織の状況をどのように捉えていますか?
開発組織には若くて技術がある人が揃っています。ただ、まだ小規模なチームで、現時点ではそれぞれが独立して動いている状況です。プロダクトごとにエンジニアの担当が一人ずつ就いている体制なので、協力体制も組みづらい状況です。会社としてやりたいことは色々とありますが、リソースが不足している状況にあるので、早めに改善できるよう努めています。
ー これからアーバンエックスの開発組織はどうあるべきだとお考えですか?
徐々に「チームとして稼働できる体制」を目指します。現在の一人一担当体制では、個人の責任が重くなってしまい、相談できずに一人で抱え込みやすい環境だと感じています。より大きなことが実行できるようにするためにも、一人の責任を小さくして動きやすくしたいと考えています。
チームとして動くためには、ルールや型を作り、協力しやすい環境を整える必要がありますが、動きづらくなるようなガチガチな管理を行いたいわけではありません。これまでの良いところを継続する前提で、ゆるく協力体制を作り、サービスの品質の向上にもつなげていければと考えています。
企画から参画し「画像分析解析系AI」で社会貢献を。自由度と刺激のある環境
ー これからアーバンエックスに入社を検討される方へメッセージをお願いします。
アーバンエックスでは、世の中に貢献できる仕事に関わりつつ、AI技術にも触れることができます。特に使用している画像分析、解析系のAIには、生成AIにも引けを取らない面白みがあると考えています。
まだ組織としては人が多くありません。だからこそ、開発においては大きな裁量があります。決まったものを作るのではなく、エンジニアとして「何を作るか」という企画段階から一緒に参画できるため、きっと創作意欲も湧く環境です。また、領域を細かく区切るチーム体制にしていないので、社員を強化する必要があり、フルスタックエンジニアを志向する方の方があっていると思います。
また、社長はじめ、社員の皆さん、業務委託のエンジニアの方も含めて、素晴らしい経歴のメンバーだらけです。専門知識を持った人が多く、私自身も勉強しなければ、と良い焦りを感じています。
ぜひそんな環境で一緒に働きましょう。
近村晶央

1999年に三菱電機に就職し、その後、ルネサステクノロジ・ルネサスエレクトロニクスに転籍。全社システム統合プロジェクトに携わる。ライフメディアではポイントサイトの開発・運用、ニフティ株式会社ではデータ基盤構築を実現し、2020年にはギフトパッドにCTOとして着任して技術部門を統括、2023年にはラクスルに参画。2025年11月から現職。

