株式会社アーバンエックステクノロ ジーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:前田 紘弥、以下 アーバンエックス)が提供している「RoadManager路面評価」と「RoadManager損傷検知」が、2024年(令和6年)4月発表の国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に掲載されました。
■ 「点検支援技術性能カタログ」とは
国土交通省が策定している、道路構造物の点検の効率化・高度化を推進するため、点検に活用可能な技術をまとめたものです。2024年4月に発表された最新の「点検支援技術性能カタログ」には、橋梁、トンネル、土工、舗装、道路巡視の点検に活用可能な78の技術が追加され、舗装編(ひび割れ率、わだち掘れ量、IRI)に「RoadManager路面評価」を、道路巡視編(ポットホール、区画線、建築限界、標識隠れ)に「RoadManager損傷検知」を選定いただきました。
詳細:国土交通省 報道発表資料, 2024年4月12日「点検支援技術性能カタログを拡充橋梁・トンネル・土工・舗装・道路巡視の点検支援技術を追加 」
■ 「RoadManager路面評価」「RoadManager損傷検知」について
舗装編に掲載された「RoadManager路面評価」は、「低コストで路面性状調査と同等の評価を実施したい道路管理者」向けの「路面性状の評価を行うサービス」です。測定専用車両を使わずに、スマートフォン等で取得した動画像と加速度データから国が指定している指標(ひび割れ率、IRI、MCI)で簡易的な評価を行います。
道路巡視編に掲載された「RoadManager損傷検知」は、道路管理者/舗装・建設会社/建設コンサルタント向けのスマートフォンを用いた「AIによる道路損傷検知サービス」です。スマートフォン等で撮影した画像から当社開発のAIを用いて路面の損傷を検知して、Webダッシュボードで地図とともに表示することで、補修すべき損傷を知ることができます。また、損傷画像と損傷情報を帳票として印刷でき、現場での指示にもお役立ていただけます。
■ アーバンエックスについて
アーバンエックスは、「しなやかな都市インフラ管理を支えるデジタル基盤をつくる」をビジョンとして、道路点検AI「RoadManager」、市民協働投稿サービス「My City Report for citizens」、盛土管理DXシステム、三井住友海上火災保険株式会社と共同開発・運営している「ドラレコ・ロードマネージャー」などのプロダクトを、主に行政インフラ管理者向けに展開している、東京大学発のスタートアップです。サービス全体で累計40を超える自治体での導入実績をベースに、今後、当社技術を活用した民間事業者向けの展開も行いつつ、さらに多くの都市インフラを対象としたソリューションの提供を目指します。